マツコデラックスがどの辺からブレイクし始めたのかよく覚えてませんが、テレビに出始めの頃は確か「伊集院光が女装芸で変なブレイクのしかたし始めてる」という妙な風評被害が両者に降りかかっていたような記憶。
番組コンセプトとしては、放送当時、マツコの部屋の前番組にあたるダイバスターが終了し、次枠でやる事が不明瞭なまま、番組ディレクターが「インパクトのある番組をやろう」と、企画や台本無視してインパクトのあるマツコデラックスを出演者に起用し、毎回マツコにシュールとも前衛的ともとれないスタッフお手製のつまらない一発ネタVを見せてマツコに出来をジャッジしてもらおうという流れに定着したものの、初回~最終回まで、手放しでマツコが笑った事は一度もなく「失笑」「半ギレ」「罵倒」「セクハラ」「無視して雑談」というお決まりのやり取りをアシスタントの池田Dと行うという、やたらとカルトなSMクラブみたいな雰囲気の番組になっていったという流れ。
こういった、かなりギリギリな番組だったにも拘らず放送履歴を調べてみた所、深夜枠としては異例の1年半続くという快挙。オマケにDVDまで発売。丁度、マツコのテレビタレントとしてのキャラがお茶の間に浸透し始めてきていたのと、低予算÷視聴率のバランスが良かったんじゃないかなーと推測。
以下番組キャプチャ画像を掲載









ワイド画面ぶち抜きそうですね。
後、マツコ本人には直接関係のない音楽ですが、海外のトラックメーカーによるMIX トラック i don’t know what to call this のジャケットの疾走感が素晴らしかったのでご紹介。
メリケン感でもあのボリュームはやっぱインパクトあるんでしょうか。