レトロゲー再興プロジェクト キャッチ・ザ・PVに「太陽のしっぽ」追加

レトロゲーム再興プロジェクト キャッチ・ザ・PV
今回はPSカルトゲームの中でも極めて異端な異色作「太陽のしっぽ」の非公式PVを制作しました

このゲームの発売当時中3だった自分は同級生のA君から

「面白いからやってみて」

と友好的に貸してもらったはいいもののゲームを起動すると大草原にほっぽられて
何をすればいいのか全く分からないという初めてのお使いの様な状態に早速プレイを断念してる所に
たまたまうちにやってきたゲマニズム海パン次郎が本ソフトに興味を示したのでそのまま彼へと又貸しした所、
(海パン君は当時進学校だった為連射太郎とは別中学)
彼は思いの外このゲームにハマり、結局数ヶ月プレイしてから返却してきた時に

「感動した、太陽まで登り詰めたよ・・」
とイカれた狂言を吐き

これを聞いた私は
「ああ、遂に過酷な受験戦争に頭をやられたか…」
と気の毒に思い、元の持ち主であるA君に自分ではロクにプレイしないままソソクサと返却しようとすると

「どうだった?面白かったでしょこのゲーム?」
と、聞かれたのですが

「( ´ー`)シラネーヨ 大草原に裸のおっさん放り込まれてBGMもなくて勝手に眠って急に死んだりする所で
切れそうになってそのままやってねーよ( ´ー`)」
と、言う訳にもいかず困ってると

「(そうだ、海パンの感想そのまま伝えてみよう、
クソゲー過ぎて頭壊れたと思われて許してくれるかもしれない)」
「太陽まで登り詰めたよ」

そう言うとA君は

「あ、凄いね最後までクリア出来たんだね」

と予想外に意思の疎通が図れたA君の返事に当時の私は
このゲーム自体が壊れてんだなーとよく分からない感想を抱いたまま
実際に自分で買ってプレイするまでそれより約10余年かかるまでに至りました。

未だにこのゲームはワケ分かりませんが素敵なヒーリング要素で溢れまくった本作は
同時期にPSで発売されたLSDやクーロンズゲート何かとも通ずる独特な魅力があるゲームで
スマホでカードゲームをやりながら「美しすぎる、美しすぎる」とか言ってる
課金バカ共に是非ともプレイして頂きたい傑作です。

最新情報をチェックしよう!