VHS整理シリーズ カルドセプトリボルト発売記念 ゲームWAVE カルドセプトエキスパンション発売記念大宮ソフト訪問+カルドセプト私物爆破マッチ

一体、どっちの発売記念なんだという感じですが、今から約17年前、99年の春口にカルドセプトのSS移植版にあたる、PS カルドセプトエキスパンションが発売されまして。その特集をゲームWAVEでやった時の映像です。

大宮ソフトの方には僕も仕事で関わった事が少々あるのですが、皆さん本当に丁寧かつゲーム制作に熱心勤勉で、また、まだ業界で新人だった自分によくしてくれた事もあり素晴らしいメーカーという印象しかありません。僕がカルドセプトの存在を知ってプレイする様になったのは丁度、伊集院氏がこの番組で本作をフィーチャーしたのがキッカケなのでもうずいぶん長い付き合いになります。

で、もう一作の方は、ゲームWAVEファンの間でも悪名高い今や伝説の私物爆破マッチ。
丁度、ゲームWAVEが企業訪問、低予算ロケからバラエティ色の強い独自企画に路線変更し始めた頃の名物企画で、ポケモンスタジアムの芸人対決企画で声をかけた所、思いのほか面白くて番組にマッチしたブッチャーブラザーズ(恐らく、伊集院氏、ブッチャー氏共に草野球チームの監督を務めているのでその縁と思われる)の二人が負けた相手の私物を容赦なく爆破するというもので、番組視聴者とメイン司会の対決となったものの、基本、伊集院氏のファン+ファミ通よりの読者層が多かった本番組の視聴者達のゲームの強さは半端なものでは無くボッコボコにやられた末に、元々のルールでは司会のどちらか、最下位だけに罰ゲームというものが

東京エンカウント 01 第一章「お前もどっかへ 飛んでいけ バカヤロー」.mp4_snapshot_18.57_[2016.07.22_03.49.39]

という、ジャイアニズムな糞理論によって二人まとめて用意された私物を全爆破されるというボルケーノな事態に。

ちなみに小島可奈子の方は番組中盤に既に最下位がほぼ確定し、焼け焦げたケータイを手に呆然としておりました。
以下、動画中よりそのシーンを抜粋してご紹介。

小島可奈子 ケータイ爆破

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小島可奈子、機種変して一ヶ月のケータイを爆破される。恐らく彼女がこの番組出演後にスタートさせた女優業の仕事中にも見せた事がない悲痛の表情を浮かべます。まあ、貴重な私物破壊されてリアルで凹んでるので演技も糞もありませんが。

伊集院光 ケータイ爆破

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ちなみに伊集院氏は番組の最中私物を2品破壊されていまして一品目はケータイ電話。こちらの方はもう決まった瞬間に諦めがついていた様で苦笑いしながらも「しょーがねーなー」って感じで爆破後も淡々とゲーム進めていました。

伊集院光 プライベートでプレイしてるパワプロくんのメインデータ入りメモカを爆破

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で、シャレにならないのがこっちの方、3位で罰ゲーム回避を喜ぶも「お前司会なんだから3位で喜んでねーでちゃんと勝て」という暴利な番組プロダクツにより有無を言わさず私物の爆破計画が実行に移される事に。

この私物、当時、伊集院氏が廃人的にやり込んでいたパワプロのメモカデータで、それを放送規定ギリギリの爆薬で吹っ飛ばすというクレイジーっぷり。一般の方にとってゲームのデータの価値といっても中々伝わらないかもしれませんが、例えば、現代でいうと、友人関係や職場付き合い(恋人、家族含む)の全てを管理しているLINEのデータが一気に吹き飛ぶと考えて下さい。それです。

パワプロに伊集院さんががどれだけはまってたかですが、放送当時、僕が聴いていた深夜の馬鹿力でちょくちょくパワプロの話が出ていたりファミ通で連載していたコラムによくプレイ中の話が出ていたらしいので(ファミ通は読んで無かったのでこちらは情報のみ)下手すりゃ業務妨害になりかねない蛮行。

一応、回避策として救いの手はさしのべられたのですが、それも「爆薬の導火線に火をつけた先にある私物を導火線についた火より先に自らの手で救い出せ」というニューマンアスレチックスも驚きな超人種目。

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着火されましたが尋常ではない爆破の多さ、火の強さに素人参加者の二人が頭を抱えて引いてます。

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着火された途端、凄まじい瞬発力と脚力で、腰に抱えたヘルニアをものともせず走り始める伊集院さん。野球を長い事やっているせいもあるのでしょうが、私こんなに綺麗なフォームで走るデブ初めてみました。

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が、その甲斐も無く導火線に点いた火は間もなく私物入りのドラム缶に到達。今回のメインアイテムって事で火薬の量が半端ない事に、殆ど西部警察です。

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辺りに立ち込める爆炎を背景に力なく崩れ落ちるその光景はさながらプラトーン。元々の企画がカルドセプトという事を忘れさせるインパクトと美しさ。

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そして無残に散ったメモカの残骸がブッチャー氏の手から伊集院さんに返還

伊「へぇ~・・・メモカの中身ってこうなってるんだ」

と、企画としては非常に秀逸で面白かったのですが、当時この番組観ながら「新作の発売企画でこんなんやってイメージ最悪にならんのかなー」と他人事ながら心配しました。まあ自分は面白かったのでこれ観て買いましたけど。

ちなみに放映局のテレ東では以降、この番組を基準に番組中の火薬の使用制限等が設けられたそうです。

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