うれしはずかしのアラフォー美女軍団集合 ときメキメモリアル~for ever with you~ 全キャラクターエンディング集

例の如く自宅のVHS整理していたら出てきました。始めの画面のウニョ~ン、ってノイズが絶妙なアナログ感を醸し出してますが、確か96~97年頃に自宅であまりにやる事が無かった時気まぐれでVHS録画したやつだったかと記憶しています。全キャラ収録かと思いきや微妙にキャラ漏れがあった為、その分はご容赦を。

うちのときメモ担当の海パン次郎君が喜びそうですが今回は連射太郎一人でのご紹介。
以下、動画の再生時間順にキャラ紹介

伊集院レイ

何をとち狂ったのかいきなり隠しキャラからきました。ご存知、ときメモの面堂終太郎ポジション、レイくん。
要約すると世間離れしたイカれた教育方針の都合で野郎の真似事していたけど実は主人公が大好きでツンツンしていたっていう腐女子も諸兄も大喜びな薄い本設定。

クリア条件はとにかくゲーム進行無視してレイくんに電話しまくるという、デバッグモードの様な苦行を3年間ひたすらこなすというもの。つまり、引きこもりで不登校児でもこいつだけは脈があるって事です!やったね社会負適合者バンザイ!

館林見晴

隠れキャラ繋ぎできました。プレイヤーから「源氏パイ」と揶揄されまくった独特なメビウスカットの見晴嬢。こいつはレイ君と違ってほぼ通常ストーリーにすら絡んでこず、学期や季節の節目にいきなり体当たりかましてきたり、教えた筈もない自宅の電話宛に毎回見当外れな留守電メッセージを吹き込んでくるという、ひどく迷惑なストーカー兼隠れキャラです。

ちなみに完全ランダム体制でイベント無しに初対面でいきなり告白してくる事もあり、その際、主人公が伝説の樹と女の子の影をバックにドラマチックに駆け寄って出てきた館林さんを見て「あれっ誰だっけお前?」というフザけた導入と共に。「草葉の陰から見てました、好きです」「じゃあ俺も」という出来婚の様な強引な展開によりハッピーエンドに。

穴と棒があればその先にあるのはハッピーエンドだけ!いいじゃないですか人間だもの。

朝日奈夕子

はい、出ました、ときメモのビッチ・・・もとい、遊び人キャラ朝比奈さん。当時、ときメモは何故かオタクの導入アイテムとなった他、ヤンキー人気も高く、PCエンジンユーザーの不良ヤンキー連中の間では虹野さんとこの朝比奈さんで人気が二分していました。

ちなみに朝日奈夕子でググると声優である鉄炮塚葉子さんの面白い名前とご尊顔が検索結果として表示されて萎えますのでやめておきましょう。

告白内容は「惚れちゃったから色んな所遊びにいこう」っていう多分、ぶっ飛んだキャラ多い中一番現実感ある感じの内容。つーか、そもそもこういうゲームに現実とか感じる筆者みたいな人達がロクでもない学生生活過ごしていたんだろうなーと我ながら思いますが。

片桐彩子

以前、ゲマニズムで海パン次郎君と共同執筆していたものの例の如くの海パン君の疾走癖により企画頓挫してしまっている、ときメモの交換プレイ日記、私立きらめき白書 田中浩二の陰謀(連射太郎筆)で、田中に散々絡み迷惑かけまくってきたサブカルクソ女こと片桐のダンナです。

カタコトのルー大柴風トークで日本語と英単語を交互に発してくる為、無駄に尺が長くなってますが、「大雑把でいい加減な性格だけど、これだけは真面目に考えたの。好きです」という割とピュアな内容。

ただ、大一番で「I miss you…」とかいう、エンディングで泣くしかないふざけたパリピ発言をしてくれるお陰で全てが台無しに

紐緒結奈

はいっきました!筆者の心の支え結奈たん!
初プレイの時に容姿パラメーターの意味が分からず筋トレばっかしていた所、イベントデートで誘われた他のキャラがどんどん待ち合わせ場所で逃げていく中、容姿パラメーター無視の彼女だけは何事もなかったかの様にジャンクショップに出かけるという神対応を見せてくれてから僕の中では2次元のマドンナとして君臨しております。

きらめき白書、田中浩二の日記でも続いていれば彼女をメインヒロインとしたストーリー展開があった模様。

告白中に必須イベントである公園でのロボットとの戦闘に勝利した事を思わせる「貴方に完敗したので惚れた」と、何かベクトルが明らかに少年漫画の方向に暴走している彼女ですが、ギャルゲー要素を詰めていくと、特化タイプである鏡さんと比較しても能力至上主義という異端なツンデレ具合、そしてゲーム中求められる能力が恋というより「野望」への助力と加担という暴走。
出会ったその日に実験薬物の投与と人体実験という犯罪そのものの行為。

コンシューマ初の本格恋愛シミュレーションにしてイカれキャラのオンリーワンである結奈たんなんですが、当時僕は彼女のエンディングを観て失望しました。
と。

そうです、何故か彼女はエンディングで、それまでの全てを捨てて主人公の為に「普通の女の子になる」というスト2のお団子頭の様な当たり障りのない選択肢を選んでしまった訳で・・・。

当時PCエンジン版のときメモを始めて僕に貸してくれた中学時代のオタク仲間の江口くんは、ゲームを貸す前に紐緒結奈というキャラの特異性と、オタク独自のサービス精神で何故か紐緒さんはエンディングで伝説の樹の前に穴を掘って落下させてくる、という嘘エンドを創作して僕に話を聞かせてくれていたので初めてエンディングを観た時はショックでした。

1000年の恋も冷めるとはこの事です。普通に世界征服と称して一流大学で巨大ロボを主人公と作り続けるエンディングになっていれば良かったものを・・・

虹野沙希

色味は紐緒さんとクリソツだけど中身は真逆、好感度MAX少女の虹野さん。ちなみに筆者はプレイ時彼女があんま好きじゃありませんでした。

理由としてはぶっ飛びキャラが多い中、あまりに普通過ぎてつまらない。後、他キャラに比べて特化項目が少なく攻略要素が薄いのでゲーム的に手応えが無い。部活動中に弁当を作ってくる、編み物くれる等、全体的に愛情が恋人や彼女というより「母性」的になっており、お母さんといっしょを観ている様なエモイ気持ちになってくる。

プレイ時、攻略パラメーターに「根性」が必須要素なものの、攻略に必要な根性がほぼ無いという極薄キャラクターというのもネック。これでプレイ難度目茶苦茶高かったらギャップで面白かったんですけど。

ちなみに、プレイ当時彼女を推しメンにしていた僕の周囲のユーザーはしばらくしてゲームやアニメに興味なくなるか、全く関係ない道をいったりしたので、まあ、なんかときメモ中誰選択するかで二次元濃度が分かるんじゃないかなーと思いました。

早乙女優美

主人公のクラスメートでアドバイザー的ポジションである早乙女好雄の妹でブリっ子、運動音痴という、全体的に面倒臭い設定の優美ちゃん。

ちなみに彼女だけ初登場時の印象がワンランク高いのも含めて、攻略に必要なパラメーターが低く、プレイ慣れしてないユーザーの練習台としてガハガバにされてました。よくいう、クラスの教え子や片想いされてる後輩をてごめにする背徳感からキャラ人気はあんま高くなかった様な記憶があります。後、なんでぶりっ子キャラは基本ピーカブースタイルなんでしょうか。守ってねーとヤベーねのかな、心が。

如月未緒

永遠の文学少女、如月さん。他のギャルゲーだと割と人気枠のメガネっ娘、ガリ勉キャラですが、本作では彼女一人なので貴重。

特筆すべき点として、伊集院レイと彼女だけ性格傾向表すように目を合せてくれない事。

後、動画ではありませんがクリア条件によってメガネを外してきてくれる事もあり、キャラ的に割と面白いんですが、いかんせんプレイ中の印象が「図書館」→「文学映画」→「プラネタリウム」→「美術館」と、実際にこんな女と付き合ったら面倒くさくてやってらんねーなー、という糞サイクルでキャラの良さを出し切れなかったかなという印象。

初出のギャルゲーにそこまで求めるのもなんですが、もうちょっと二転三転するキャラの濃さがあっても良かったかなと思いました。

清川望

スーパー体育会系女子、清川さん。ジョギング中に出会って毎朝数十キロ走ってると言ったり、言葉遣いが明らかに男勝りなど、凄くツボを抑えたボーイッシュキャラですが、好みは花束等女性的な物、他、結構押しに弱いとプレイヤー心理をついたツンデレとは別路線の良さを兼ね備えた面白キャラ。

イベント時の行動で関係がフランクになり主人公をあだ名で呼んでくれる様になりますが、大分前に連射太郎と海パン次郎でプレイした際、何を思ったか「人体の奇跡」というあだ名でプレイして、清川さんがボーリングの玉を暴投して主人公の顔面に叩き付けるという鬼の様な処刑イベントの翌日、清川さんが笑顔で「あ、おはよう人体の奇跡」と、呼んでくれてから僕らは清川さんのファンになりました。凄いね人体❤

美樹原愛

エンペラー藤崎、早乙女優美に次いで嫌われキャラのミッキーこと美樹原愛たん。主にメットと称される独特な髪型等嫌われ要素はいくつかありますが、一番の要因は2年目の1学期になると藤崎エンペラーの幼馴染というポジションなので伊集院家のクリスマスパーティーや、学校の廊下などで紹介される自動発生が抑えられないのがでかいかと。キャラ的には内気+ぶりっ子タイプですが、あまりに小さい声量、少ないセリフ。そして動物好き含めてキャラクターがまんまめぞん一刻の九条明日菜なので、原作知ると何となくパロディ風に感じてしまう辺りも問題。

後、ぶりっ子キャラの例に漏れずやっぱボクシングが強そうな構えしてますね。なんか心に闇でも抱えてんでしょうか。Youtubeの動画コメ欄にも「フラグ回避できない面倒な女」等、鬼の様なコメントが相次いでますので参考に。

鏡魅羅

押しも押されもせぬツンデレの女王「鏡」さん。キャラとしてはステレオタイプのツンデレなんですが、ただの高慢ちきキャラではなく、EDでそういう性格になってしまったまでの経緯や、ゴージャスかつセクシーな見た目とは裏腹に貧乏兄弟沢山という複雑な家庭事情等、一ひねりあるキャラな為、ゲーム中の性悪な態度に反して自分の周囲にもファンは結構多かったです。

後、海パン君は周りにオカズが無かった時に彼女で何発か抜いたと言ってました。

古式ゆかり

おっとり不思議少女キャラの古式さん、ゆるい外見とは裏腹に親父がヤクザ(設定資料だと不動産関係)という事もあり、イベント関係ではいつも緊張感がつきまとう。好感度が上がると頬を赤らめる以外、台詞の抑揚も少なく基本的にテンションが変わらないので反応が今一つ分かり難い。

デート時における独特のファッションセンスには定評があり、ファン、ユーザーからは「流石二代目だけある」と、恋愛感情とは別な部分を刺激された意見がちらほら飛び交っていたのが印象的でした。

藤崎詩織

という訳で満を持してラスボスのご登場、きらめき地区の仁王像ことエンペラー藤崎氏のご登場。そのインパクトある発言の数々でゲマニズムでも初期頃から「毒崎しこり」「ホテルゲマニ殿」等でネタにしまくられました。

メインヒロインというポジションにも拘らずユーザーから大不評だったのは、万能タイプにされたが故、特筆すべき個性、容姿が見られない割に、攻略に求められるパラメーターのハイレベルさ。

そして、隣の家なのに下校時に帰宅に誘っても断る、趣味が「クラシック」「読書」等、ぶりっこを超えた神っ子ぶり。頑張って運動会の種目を終えてビリだったりすると、わざわざ「残念だったね・・・」と茶化しにくる煽りレベルの高さ。自分が狙われていると気づくや否や、幼馴染の面倒な女を紹介する合コンで絶対に関わり合いたくない紹介屋等、嫌われる原因には事欠きません。

ちなみに性懲りもなく続編である、ときメモ2にも隠れキャラとして登場し、エンディングまで出てきました

ちなみにこの流れだと公式設定でエンペラーさんは1の主人公に告白できなかったという事なので、勿体ぶったまま撃沈したって事ですね。ザマァ━━━━━━m9(^Д^)9m━━━━━━!!!!!!

はい、という訳で全キャラED感想でした。Youtubeにアップした手前のVHSキャプチャ分に漏れが結構あったので、単体動画で既存UPされてるものを補完しておきましたが、いやなんですかね、既に上がってる動画が綺麗すぎるのもあるんですがVHSってこんなに画質きたねーんだなって改めて思い知らされました。

皆さんも後悔の無い学生時代を過ごされます様、そうでないとこんなアイテムに頼った挙句間違った人生を過ごすハメになってしまいます。

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