全方位 総弾幕の悪夢 360° アーミーシューティング アーケードゲー「雷軋斗」(ライアット)を満身創痍でプレイ

ここ最近ゲーム紹介もご無沙汰だからと何となくやらずに放置してた本作に着手したのが運の尽き、軽くテストプレイ中「難しいなあ、死にまくるなあ、もうアクション性の強いゲームについていけないなあ」と単純にゲームの難易度的な物かと思いきや、よくよく見ると、三人称視点のガンシューティングで前後左右からの敵キャラ総攻撃というおかしな操作性に加え、平成初期のアーケードものによくあるいかれた難易度が拍車をかけ、まさかの逆無双ゲーと化す始末。

恐らくパクり元であろう某コナミのあれと比較しても向こうはオーソドックスな横スクロールなのに対し、こっちは何故か荒れ果てた戦地にプレイヤーキャラの金髪の角刈り一匹。敵さん達が手りゅう弾、青竜刀、レーザー、ヘリ等、兵器を含めたありとあらゆる攻撃を仕掛けてくるのに対して、こっちの強みはたまに投げ込まれる微妙な威力のマシンガンや重火器、救急箱等微々たるもの。そして2プレイヤー以外味方となる援軍、支援が一切ありません。

ただ、唯一の強みといえばありえない弾幕を掻い潜る本作屈指のアクション、回転避け。このアクションを駆使し、見るも無残な処刑の数々を幾分減刑する事が可能に。

分かる範囲でストーリーを解釈すると、何やら所属部隊も不明な金髪の角刈りが、特殊な武器や魔法を使う秘密武装集団「マジックタイガー」を野放しにしておく訳にはいかないので単身撲滅に乗り込むという、企画脚本まともに作るの面倒くさくてプログラマーやデザイナーが納品前日に兼任したとしか思えないような雑なもの。

こちらマジックタイガーの総帥、こんなドラクエでも時間かかりそうな野郎をマシンガン片手に漢気一つでどうやってぶっ潰すつもりなのか分かりませんが。

本人は一服しつつ自信たっぷりな模様。かっこつけてますが、この後、激しい弾幕を転がりながら get away しまくります。

そういや、以前、副管理人の海パン次郎君とホラーゲームの名作「零」をプレイした際、説明書にあるストーリー解説を見て「真夜中にこんな異様な雰囲気の屋敷に単身乗り込む時点で人としてそもそもどうかしてる」と、つっこみ入れてましたが基本的にそれとやってる事は変わらないと思います。

以下、キャプチャ画像抜粋

開始早々、いきなり全方位から弾の嵐。攻撃というより処刑。

そして処刑方法も多彩、インディージョーンズで観た様なやばいトラップが沢山の敵に加担してくれやがります。

一面のボスのダークウィザードっぽい何か。凄まじいオーラを解き放ち、浮遊しながら魔法能力でドロ人形の様なものを無限増員しつつメテオっぽい攻撃や雷を主人公めがけて落としまくってきます。

1面にしてもはやラスボス。

面を重ねる毎に処刑方法も多彩に、陸海空、ありとあらゆる場所から狙われますが、主人公ジャンプすら出来ないので殆どオムスビころりん状態。

耐久力の凄まじい守備力255のゴリラ。ヒゲのおじさんと小競り合いしてる奴と違って目つきが本気で殺しにかかってきてるので油断するとすぐに死ねます。

対青竜刀、一般的に考えればマシンガンで余裕で勝てる筈なんですが、数の暴力+背後から射撃されるので割とあっさり斬り伏せられます。

雷軋斗名物、手榴弾幕。こういうのは機械や戦闘機相手にやるもんで人に対してやっちゃいけないと思います。

後半になりただでさえやばいゴリラが二匹に。当然の様に背後から狙撃されます。

こんにゃろ!

やっつけたと思いきや今度は逆さ釣りでランボー登場。つーか魔法組織とか言ってる割に優秀な一般兵が随分いますな。

と、一部ご紹介しました。後は、筆者のgdgdなプレイ動画か他に上がってるノーミスの神プレイ見るか等してご自身の眼でお確かめ下さい。アーケードゲームは基本小銭収集機なので難易度高めに設定しなきゃいけないのはよく分かるんですが、こういうのばっか増えたから格ゲー以外の人口層撃滅したのかなーと毎度、レトロアーケードやる度に思うのでした。

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