もたいまさこじゃないよー。ちょっと弱いかな。
ここのネタ無いと更新できねーのかって感じになってますが。
超怖い話 百三十九 あっちむいてほい
深夜の帰り道、髪の長い女の子が一人で道の真ん中に立っていました。こんな時間に、そんな場所で危ないなと、俺は声をかけました。
「…お父さんとお母さんを待ってるから。」
こんな遅くまで親は一体何をやっているんだ、と思いながら、帰っても特に用事はなかったので、一緒にその子の親を待つことにしました。
「本当?じゃあ、あっちむいてほい、しようよ。」
そういって出した、女の子の手は傷だらけで、指が数本ありませんでした。
「手を怪我したの?」
「うん、ここの十字路で。」
あっちむいてほいをするのはかわいそうなので、他の遊びを提案しようとすると、
「いや、あっちむいてほいがいい。そうしたら、お父さんとお母さんが帰ってくるから。」
その意味はわかりませんでしたが、どうしてもといわれたらするしかありません。
じゃんけんほい…あ、勝った…。私、指がないからお兄さんの指が欲しいの。お父さんとお母さん、指がないと助けられないから。」
「助けないといけないの?それなら手伝ってあげるよ。」
「ほんと?じゃああっち」
女の子がさす方を見ると、炎上している車の中に閉じ込められた、その女の子と両親がいました。
「あっちむいてほい。お兄さんあっちむいた。」
その瞬間、車が急ブレーキを踏む音が聞こえ、俺に車が衝突しました。
気がつけば指はなくなり、俺は死んでいました。今日から俺も次の人を待ちます。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
能力的にカッコいい!
なんでしょうか、ハンターハンターが連載再開して思ったより面白い展開になってるというのもありますが、こういう念能力があってもいいんじゃないかなと思いました。ゴンのジャジャン拳と対決させても面白そうです。
つーか、なんであっちむいてほいしようと言われたらするしか、無いのか、そこもほぼ相手強制する能力に入ってるんじゃねーのかって感じもしますが。
怪談ってよりバトル的に面白い展開な話になってしまいましたが、こういう緩急ある話も良いですね。次回も期待。